2×2 上級:CLL 法
CLL(最終層コーナー) 法で、2×2ルービックキューブの速解きをレベルアップしましょう。Ortega 法では最終層を2ステップ(OLL、次に PBL)で解きますが、CLL は最終層コーナーの 向きと位置 を 1つのアルゴリズム で同時に解決します。観察回数が減り、より速く解けるようになります。
なぜ CLL か?
| 方法 | 最終層ステップ | アルゴリズム数 | 一般的な速度 |
|---|---|---|---|
| Ortega | 2 (OLL + PBL) | ~12 | 3–5 秒 |
| CLL | 1 (一発完了) | ~40 | 2–4 秒 |
CLL はトップレベルの2×2スピードキューバーが使う標準メソッドです。40ケース全てを認識・実行できるようになれば、解法から丸ごと1ステップ省くことができます。
CLL の仕組み
- 最初の面を揃える — Ortega と同じく、底面に白い面を作ります(側面の色は揃わなくても構いません)。
- CLL ケースを認識する — 上面と側面の色を見て、40ケースのうちどれかを判断します。
- 1つのアルゴリズムを実行する — 上層の全コーナーの向きと位置を同時に揃えます。
- AUF + 底面調整 — 最大で U 層1回転と D 層1回転で 完了です。
記号の確認
- R = 右 L = 左 U = 上 D = 下 F = 前 B = 後
- 文字のみは 時計回り90°。' を付けると 反時計回り。2 を付けると 180°。
CLL ケースグループ
40の CLL ケースは上面の向きパターンに基づいて7つのグループに分かれています。以下は各グループの最も重要なケースとアルゴリズムです。
Sune ケース(6種中4種)
1つのコーナーが正しい向き(黄色が上向き)で、残り3つは回転が必要です。最も一般的なグループです。
Sune 1 — 隣接交換
揃ったコーナーを左前に持ちます。3つの未完成コーナーは時計回りにねじれています。
Algorithm: R U R' U R U2 R'
Sune 2 — 対角交換
同じ向きパターンですが、コーナーの対角交換が必要です。
Algorithm: F R U R' U' R U R' U' F'
Sune 3 — ピュア(交換なし)
向きは解決済みで、位置の交換は不要です。
Algorithm: R U2 R' U' R U' R' U2 R U R' U R U2 R'
Sune 4 — 隣接交換 (ミラー)
揃ったコーナーを右前に持ちます。
Algorithm: R U R' U R U2 R' F R U R' U' F'
Anti-Sune ケース(6種中3種)
Sune の鏡像 — 1つのコーナーが正しい向きで、残り3つは反時計回りにねじれています。
Anti-Sune 1 — 隣接交換
揃ったコーナーを右前に持ちます。3つの未完成コーナーは反時計回りにねじれています。
Algorithm: R U2 R' U' R U' R'
Anti-Sune 2 — 対角交換
Algorithm: R' F R F' R U' R' U R U' R' U2 R U' R'
Anti-Sune 3 — ピュア(交換なし)
Algorithm: R U2 R' U' R U' R' U2 R U2 R' U' R U' R'